作曲家にとって音の一字一句は命である。


住友生命サウンドロゴ裁判: uBuLOG2:バトルライフinフランス
和解してたのですね。本当に良かった。

当初はウォッチングしていたのだが、裏ブログを辞めてから経過を追わなくなってしまっていた。しかし、時間はかかるだろうが、必ず認めてもらえるはず、と信じていた。それが当たり前だからだ。でももっと時間かかるだろうと思ってたなあ。すごいよ。生方則孝氏。


生方氏の書かれたすべての経過を読んでいただけば、作家が音の配列や和声進行、アレンジ等、どれほど命を懸けた仕事をしているのか判る。


自分はポップ・ロック畑だからそれほどは口うるさくないが、それでも過去に書いたこのエントリのようなことは、作家に関して、ごく普通の感覚だと理解している。当たり前のことなのだ。インプロやアレンジと称し、勝手な改変、解釈行為を正当化するな、ということである。

また、そうして生まれた改変著作物が、そのまま、その改変者の力量、及び、音楽に対する姿勢を自ら暴露し、同業者からその是非を問われることになるのだからね。昨日も書いたが余程の覚悟が必要ということである。



予告。
過去ログのリンクを辿るうち興味深い自分のエントリを多数発見したので、この問題関連で引き続き書いていきます。

自分のエントリを発見、てのもおかしな話だけども、それくらい多忙で忘れてたってことなんだろうなあ。生方さんもそうだし川内氏もそうだけど、みんなものすごく忙しいはずなんだよ。業界を干される危険性だって高い。それなのにこういうことができる、ってだけで、もう、 なのだよ。自分の小ささを思い知らされるね。